酒尽くしの旅

踊り子号に乗って雪見酒をしながら伊豆の伊東にいってきた。
酒飲みばかりと旅をするとこうなるという見本のようなもので、
日曜の夕方東京駅で「それじゃあ仕上げにいっぱいいく?」と、
また酒宴がはじまってしまうのだった。
それまでは伊東の宿でも帰りの踊り子号でもずっと飲みっぱなし。
いっそすがすがしいくらいの酒旅行でした。
男二人に女ひとりの三人組でしたが、人数もちょうどよかった。
あちらで迎えてくれた夫婦を入れて五人で、
いったいどれくらい飲んだだろう。
少なくとも日本酒の四合ビン1本は踊り子が動き出す前に、
ほとんどなくなっていた。
宿で出してくれた一升瓶も夜中には空になり、
焼酎やウイスキーのビンもころがっていた。
日曜の昼は城ヶ崎の近くの蕎麦屋で、これまた蕎麦を食いながらビールと日本酒。
踊り子を待ちながら伊東市内の寿司屋でまた飲む。
金曜の夜もワインを一本以上飲んでいるから、
まあこの3日間は過去最高の酒びたりだったかもしれない。
でも気分は良かった。温泉にも三回くらい入ったし。
さて、切り替え切り替え。