エンドルフィン

エンドルフィンというのは脳内で生産されるホルモンの一種で、
モルヒネに似た分子構造を持ち、効力はモルヒネの数倍とか数十倍といわれる。
脳内麻薬とか快楽物質といわれ、研究が進んでいるようだ。
この分泌量(総量)で人間の幸福度を測る、としたら、どうなるだろう。
日本人は果たして世界のどのへんにランクされるか。
おそらくダントツの一位だろうと思うが、
ひょっとして不幸な国の人たちには「鎮痛・慰撫」などの目的で分泌されているかもしれず、その量がどのくらいになるのかはちょっと想像が出来ない。
それでも日本人が世界でいちばん快楽を味わっているであろうことは、
先進国で日本人がいちばんセックスの回数が少ない、という数字をみても、
あきらかだ。こんなにエッチ好きなのにその回数が少ないということは、
どれだけ他に楽しみをもっているか、
日本人には楽しいことの選択肢がいかに多いか、ということを表している。
他の国には、とくに一般大衆には、エンドルフィンがどくどく出てくるような行為は、
セックス以外にはあまりないんじゃなかろうか。
日本に来て窃盗を繰り返している連中にも、快楽があるとはあまり思えない。
さて、経済とエンドルフィンの関係を考えようとしていたのだが、
またにしよう。