山また山

出羽三山のあと谷川岳。もう山づいちゃって大変。
聖地・霊場めぐりをしているから、当然、山にも行くわね。
山のほとんどは霊山だから。
案の定、谷川岳の頂上(ここは頂上が二つあるのね、トマの耳とオキの耳、だって。ウサギみたい)にも、なぜかありました、ホコラが。鳥居と小さな社殿。
それが、なんと「富士浅間神社奥の院=ふじせんげんじんじゃおくのいん」となっている。どないなっとんのや。
富士山の勢力範囲なんかしら。ま、いいけど。
去年の今頃富士山に登頂(剣ヶ峰!)した身としては、谷川岳の山頂で
富士山に再会して、おや一年ぶりでんな、といった気分。
思えばこの一年の間に、恐山、熊野三山、三峰山(秩父)、出羽三山羽黒山・月山・湯殿山)と、霊山に登りまくりだ。で、なにかいいことあったかい?
行くたびに安産や交通安全のお守りを買ってくるので、
妻の周りには霊気がもうもうと漂っているほどだ。あれは冷気か?
仕事にはあんまりつながっていないが、いずれ霊場めぐりやお札の本として、
結実するであろう。さて、どうかな。
神様に学んだのは気長に待てっつうことだったりして。
だめもとっつうことだったりして。
湯殿山のお湯は足に気持ちがよかった。二度も上がり降りしてしまった。
それで充分。本にしようなんて余計な考えかも。
きょうの東京、秋風が吹き始めた。