フランスのこと

なんともはや。花の季節の長かったこと。
ようやく葉桜、八重桜、ケヤキの若葉の候とはなりにけり。
ところで花を愛でてる暇はなかった。
このところ一日一企画。これが義務付けられて約2週間。
毎日企画作りに明け暮れて、本を作る暇がないくらいだ。
そのひとつ、きょう、苦し紛れに出してしまった好企画、は次のようなもの。
「フランスが揺れた200日」
現地学生・大学院生による生々しいレポート!
若者の失業率22%のフランスで、なんとか企業の雇用意欲を高めようとして
首相が提出しようとした法案〈雇用して2年以内なら企業は雇用者を理由なく解雇できる〉
これに対して(皮肉にも?)全仏の学生・労働者が激しく反発し、
ゼネストや警察との衝突を含む街頭闘争に発展、とうとう首相は法案提出を撤回した。
(こんどは自分の首があやうくなってるらしい。)
まあそんな内容の〈闘争勝利〉のドラマを発端から追いかけたドキュメンタリー。
新聞や雑誌を翻訳し、つなぎ合わせて、ブックレットでできないものだろうか?