羽が生えない

とうとう恒例になってしまった「一日一企画」提出義務。
まあ、ミソもくそもいっしょってことだから、
毎日数十本上がってくる企画を審査する営業が忙しくなるだけ。
ろくに中身を見ず、タイトルの感じだけで「ボツ」にしたり。
編集にまた徒労感が蔓延している。
それにしても本に羽が生えなくなった。
わざわざ羽をもいで市場に送り出しているのか?と疑われてもしかたがない。
重たい本を作ってるわけではないのに、根を下ろしたように、
書店の棚から飛び立ってくれない。
軽く作ろうとしても、なかなか軽くならない。
むずかしいもんだ。